フォルダー・メニューの小技


◆スタートアップ配下のフォルダー
スタートアップ配下にフォルダーを作ると、起動時に自動的に開いてくれます。そこによく使うアプリケーションやデータのショートカットをコピーしておけば、スタートメニューの代わりとなり大変便利です。



◆フォルダーへのショートカット
データファイルをオープンするとき、ある特定のフォルダー(My Documentsなど)が開きます。これを変更できるアプリケーションソフトなら問題ないのですが、そうでない場合には目的の場所に行くのにフォルダーを次々に辿る必要があります。こんなときは、フォルダーへのショートカットをつくり最初に開かれるフォルダーに置きます。すると、目的のフォルダーへのショートカットをクリックするだけで目的のフォルダーにジャンプします。



◆コントロールパネルなどをスタートメニューへ
スタートメニューの配下に以下のような特殊なフォルダーを作ることができます。ピリオドより左の部分はメニューに表示される文字なので、各個人のわかりやすい名前に変更しても結構です。
          コントロール パネル.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}    
                プリンタ.{2227A280-3AEA-1069-A2DE-08002B30309D}    
     ダイヤルアップ ネットワーク.{992CFFA0-F557-101A-88EC-00DD010CCC48}    
              受信トレイ.{00020D75-0000-0000-C000-000000000046}    
The Microsoft Network.{00028B00-0000-0000-C000-000000000046}    
       ネットワーク コンピュータ.{208D2C60-3AEA-1069-A2D7-08002B30309D}    
           マイ コンピュータ.{20D04FE0-3AEA-1069-A2D8-08002B30309D}    
               ごみ箱.{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}    
             ブリーフケース.{85BBD920-42A0-1069-A2E4-08002B30309D}    
        Internet Mail.{89292102-4755-11cf-9DC2-00AA006C2B84}    
        Internet News.{89292103-4755-11cf-9DC2-00AA006C2B84}    
              インターネット.{FBF23B42-E3F0-101B-8488-00AA003E56F8}    
このうち、コントロールパネルとプリンタとダイヤルアップネットワークは、マウスのポインタがスタートメニュー上に来ただけで一覧が表示されるため、大変有効です。



◆スタートメニューへの一括登録
通常、スタートメニューへの登録は、(1)タスクバーを右クリックし、(2)プロパティを選択し、(3)[スタート]メニューの設定を選択し、(4)詳細を選択し、(5)エクスプローラの画面で登録、という手順になります。実はスタートメニューへの登録はバッチファイルでも可能です。例えば、コントロールパネルとプリンタとダイヤルアップネットワークをスタートメニューへ登録するのに、以下のようなバッチファイルを実行すれば一括して登録できます。
CD "C:\WINDOWS\スタート メニュー"                                       
MD "コントロール パネル.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}"         
MD "プリンタ.{2227A280-3AEA-1069-A2DE-08002B30309D}"               
MD "ダイヤルアップ ネットワーク.{992CFFA0-F557-101A-88EC-00DD010CCC48}"    
まれに保護違反を起こす場合があります。同時に動いているプログラムの影響ではないかと思うのですが、意図的に起こすことができず、原因の特定には至っていません。その場合でも登録自体は正常に行われます。また、WindowsがCドライブ以外にある場合には、ドライブ名を変更し、「Tweak UI」などでスタートメニューのフォルダーが変更してある場合には、フォルダー名を変更して下さい。


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